稽古納
12月21日が今年の稽古納となりました。
皆さん歳の瀬で忙しいなか、稽古終了ぎりぎりに来られたかたも含めほぼ全員が参加され、会長と師範の旧知である同門のかたも見学に来られたりと、今年も賑かに納めることが出来ました。
まず前半は最近入門された門下生の正坐之部一本目「前」、他の門下生数名から正坐之部「月影」の疑問点が出た事で皆で色々検証したりと、いつも通りの居合を稽古しました。
決まった形、理合があるのが道としての居合ですが、当会は道統の掟を踏まえたうえで「この形は何を意味するのか」を稽える稽古で在りたいものです。
後半は古傳仕組を稽古している門下生の「太刀打之事」「詰合」をお浚い、さらに先月で正坐之部の手附を一通り憶えた門下生の組太刀「英信流居合道形」を初稽古と、来年の稽古始が待ち遠しい内容となりました。
令和元年は門下生も増え、今後の稽古方法の検討や、加盟の段位認定連盟の解散と、道場としても色々と経験した一年でした。
来年もさらに色々なことがあると思われますが、居合の本懐である居合わせの心、行住坐臥 臨機応変の修業として捉える心持で、来年も怪我無く充実した稽古を目指したいとおもいます。
今年も弊会に関わられた全てのかたに感謝いたします。
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