居合の服装について

居合は胴着、帯、袴をつけて稽古を行います。

まず袴ですが、居合の所作として着用必須です。
当会では居合用、剣道用、合気道のものでも、馬乗袴式のものであれば大丈夫です。ただし女袴は帯刀するのに向きません。

次に帯、似たような服装の剣道では帯をしない場合もありますが、居合は帯を締めなければ帯刀できません。
基本的には角帯を使用しますが、初心者用に居合帯というものも売られています。
柔道、合気道、空手用の帯は刀がしっかり差せない為、通常使いません。

胴着については前合わせの和式着物であれば、特に制約はありません。
いわゆる居合胴衣として売られているものでなくとも、例えば剣道着、合気道や空手道のもの、普通の和服でも構いません。

神前での奉納演武や公の場での演武では、正式には袂のある紋付着物に角帯、仙台平柄の袴を着用します。
演武会などでは師範は白足袋を着用します。神前での奉納演武では師範以外も白足袋を履きます。
ただし普段の稽古着に加え、一度に紋付袴や足袋を揃えるのは経済的負担もありますので、初心のうちは持っていなければ稽古着で問題ありません。

無雙直傳英信流 武蔵野稽古会

無雙直傳英信流 武蔵野稽古会は居合を本義とした古流武術 無雙直傳英信流を稽古する道場です

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