2022.10.26 03:00武蔵野稽古会傳 作法 細論 其之八礼法 四師範に対する座礼師範に正対し着座したら姿勢を正し、心を落ち着けます。左手に持った刀を体の正面、刃を我に向け膝から一尺の処へ鐺を着け垂直に立てます。左手で握っている辺りに右手を添え、下緒ごと右手に持ち替えます。この時、左手では親指を刃側の鍔に掛けていましたが、右手の時は人差し指を差裏側の鍔に掛けます。下緒は輪の中に右手の中指から小指...
2022.10.15 22:30武蔵野稽古会傳 作法 細論 其之七礼法 三正坐の座し方支度が整ったら、師範及び道場に対する座礼、神前の拝礼、刀礼の三礼を行います。まず師範、道場への座礼を行います。これは本来、師範に対する礼でもありますが、当会では仕事や家庭の都合で稽古開始時間に来られない人もいる為、稽古開始時間に間に合わなかった時は道場に対する礼として行います。稽古に入るにはまず、正面の師範に対し正対す...
2022.10.10 02:39武蔵野稽古会傳 作法 細論 其之六礼法 二立姿勢彼我の挨拶は道場としてのルールというより、一般常識です。そのうえで入場時、作法としてはまず道場に入る時に一礼して、場内に入ります。この際、右足から踏み込みます。あいにく師よりこの理由は伝えられていませんが、殿中の礼法であった伊勢流に拠る利き足から立てる事、現代武道一般の通例、清田泰山師が戦前戦後を通し軍人であった事など、いく...